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【 iPad Proは要らない? 】 iPad Proを売ったわけ Pt3:暗雲

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ライバル①iPad Air第4世代

 以下の色分け部に関してはあくまでも一般論であり、実際に購入したわけではない私の見解でもある。

 事前のリーク情報からもiPad Air第4世代は現行のiPad Proと同じ「フルディスプレイ」モデルとなることが予想されていて、9月に発表されたことでそれが現実となった。しかも最新のA14チップを搭載して。

 このA14チップは現行のiPad Proに搭載されているA12Zチップとほぼ同等の性能を持ちながらも低消費電力かつシングルコア性能においてはそれを大きく上回っている。

 参考程度だが、同じくA14チップを搭載しているiPhone12シリーズと比べてもA12Zチップよりもアプリの起動に必要な時間が短い。(もともと高性能なチップ同士なためあまり気にならないレベルではあるが。)AnTuTuベンチマークで比較すると露骨。


 それこそiPad Air第4世代は『ディスプレイサイズが0.1インチ小さいこと』、『搭載しているスピーカーが2つとiPad Proの半分なこと』、『ディスプレイのリフレッシュレートが60HzなことによるApple Pencilの描き心地がやや荒削り』という点では劣ってはいるが、よほど神経質に集中するような局面が少ないライトユーズにおいては誤差レベル。

 文字通り『プロ』の肩書きを持つもの以外にはiPad Proのその真価を発揮しづらいと言える。

 こんなiPad Air第4世代が登場わけだが、これは私にとってはiPad Proを手放す決定的な理由にはならなかった。私にはスピーカーとリフレッシュレートのアドバンテージをもうすでに感じているためにわざわざ実質ダウングレードをする必要がないからだ。

 電源ボタンTouchIDの扱いやすさ自体にも疑問もあったためになおさらである。

ライバル②M1 Macbook Air

 そして11月にiPad Proの存在を大いに揺るがす刺客がAppleからリリースされた。ご周知の通り『M1 Macbook Air』のことである。

 M1チップはiPad Proに搭載されているA12Zチップよりも遥かに高速でかつMacはパソコンであるためにiPadでは制限されてしまうことも全てこなすことができる。まさにサブパソコンとしてiPad Proを使っていた私にとってはこの上ないアップデートではあった。

 しかしそれでも当時の私にはまだこれは決め手にならなかった。その理由としては単純にApple pencilに需要があったからである。

 そして第3の刺客によって私のiPad Proユーザーとしての心は大きく揺さぶられることとなった。

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