導入
以前にレビューしたiPadケースが壊れた。
あの時とは違い前よりも対応ケースの選択肢が増えてきているこのタイミングで
今回はESRの磁気吸着式iPad Proケースをレビューしていく。
ケースの外観
まずは箱。Amazonでよく見かける外国製の商品らしいデザイン。
「箱が潰れてます!」
このテープを剥がすと箱が開けられる。
本体はよく袋売りの商品にありがちな接着剤密閉式の袋に入れてある。
開けると合皮特有の匂いがする。
背面側。リンゴマークもメーカーロゴもないシンプルな設計。
今回選んだのはローズゴールドだが、どちらかというとハムみたいな色。
表面。よくある3つおりタイプのスタンドとして使えるフラップと、Apple pencilのポロリを防ぐためのフラップ。
そしてその間に台紙が挟まっている。
フラップを開けると何やらカードが…
「…読めません!」
Designed by ESR
本体装着面は本革生地のようにふかふかしている。
スタンド部分は端同士が磁石でくっつく仕様。
iPad本体無しで立ててみたが、かなり安定性は高い。
iPad本体を入れてもしっかりと直立する。
※画角が撮影ブースをらはみ出るため実際は側面で立てて撮影しています。
ケースの重量
ケース重量は353g。Apple純正Smart Folioより約1.5倍くらい重い計算。
本体+Apple Pencil+画面保護フィルムを装備すると1062gほど。
秤に対してiPadが大きすぎるためと思われるが1050~1068程度を行き来していたためあくまでも参考程度に…
【メリット】もうポロリは怖くない
外観でも軽く触れたようにこのケースにはApple Pencil保護用のフラップがついている。
そのため純正Smart FolioやMagic Keyboardのようにカバンに入れてる間に
Apple Pencilが外れてるというよくある事故が起きなくなる。
Apple Pencilに横から強い力がかかると流石にiPadから離脱して
ケースが半開きになるため過信のし過ぎは注意。
【メリット】安定感抜群
特に前に使っていたエレコムのケースはスタンドを作って立てても
ケースそのものがどうにも座りが悪く、うっかり指をぶつけるとそのままスタンドから崩れてしまっていた。
しかしこのケースは指ていたずらにつついてもほとんど揺れることがないため
安定感はかなりあるのだと思う。
【メリット】オートスリープ対応
このケースはフラップを閉じると自動でiPadの画面がスリープし
フラップを持ち上げると自動で画面が起動する。
案外安いケースだとついていないことがあるこの機能をしっかりとつけてくるのは高得点だ。
【メリット】マグネット着脱式
このケースは純正Smart Folio同様にiPad本体とはマグネットでくっついている。
フラップ付きケースの常だが、フラップはいくらマグネット固定対応していても地味に鬱陶しい。
そんな時は裸使いにはなるが剥がして身軽にすることができる。
もちろん磁石は強力なためフラップを摘んで軽く振ってもiPadは落ちることはない。
【デメリット】Apple Pencil保護用フラップの位置
Apple Pencil保護用のフラップは、iPad接着側についている。
これの何がいけないのかというと
いざiPadを使おうとすると
…は?
この2番の行程いるの?
ApplePencil 保護用のフラップと画面側のフラップが一体になっているデザインならば
この無駄な動作がなくなってよりスムーズに使い始められるのだが…
【デメリット】タイピングモードがグニュグニュ
このケースのスタンドはApple Pencil充電口側を手前に向けて寝かせることで
タイピングモードと呼ばれる低傾斜のスタンドとしても使えるのだが、
メーカーが推奨している方法だと
スタンドの付け根とApple Pencil保護用のフラップの影響でタップするたびに
グニュグニュする。下部がカタつく。
やや傾斜強めになるのを気にしなければこのように立てることで
カタつきはダメだがグニュグニュ問題はある程度回避できる…
まとめ
今回紹介したESR磁気吸着式iPad Proケースは総じて
悪い部分よりも良い部分のが直感的に多かった。
このことからもかなり優良なケースだったと言える。
純正Smart Folioなんて買えない、高すぎて買う気にならない
そんな思いがあるのなら一考の価値が十二分にある。