導入
Zenfone 8 Flipといえば
インカメラを廃止する代わりにカメラユニットが画面側に可動するという
風変わりな仕様を持つスマホです。
(※かつてポップアップカメラという似た様な機構を持ったスマホが一定数あったが、パンチホールカメラの登場と共に廃れている)
駄菓子菓子!
そんな自慢のカメラも高性能でなければ意味がありません。
ということで今回は
そんなZenfone 8 Flipのカメラで撮った写真を
スマホとして無難な写真撮影ができることでお馴染みの
iPhoneと比較するのと
軽く使用感についてレビューしていきます。
広角カメラ比較
日中:風景
Zenfoneの写真は全体的にコントラストが弱めでメリハリは無い。
全体的にノイズも多めで画質は最下位。
コントラストが極端すぎるGF10と比較すればぱっと見の印象は悪くはないが…
夜間:風景
ノイズの多さとゴーストの自己主張でZenfoneがぶっちぎっている。
駄菓子菓子
コントラストの低さに救われて白飛びの少なさでは優秀。
望遠カメラ比較
日中:風景
Zenfoneだけ天気が曇りのパラレルワールドの写真を写している。
塔内部の骨組みのディテールがぐちゃぐちゃで
ぶっちゃけメインカメラのおまけ程度の画質。
夜間:風景
似た様な傾向の写真が撮れているGF10と比較するとよく分かるが
Zenfoneの写真はもう、なんていうか、ノイズだらけ。
Zenfoneの望遠カメラはナイトモード非対応なので仕方はないが…
超広角カメラ比較
日中:風景
ZenfoneもiPhoneも画質に関してはほぼ同じ。
iPhoneは北野映画並みに青いしZenfoneはコントラストが物足りない。
特にZenfoneの写真は白いラインなどが妙に光を発している。
そしてZenfoneの方が画角が狭。
夜間:風景
iPhoneと違いZenfoneは背景のビル一つ一つが空と同化していない。
画質もどっこいなのでそこまでなら褒められるのだが
光を強調しすぎてある意味幻想的になってしまっている。
インカメラ比較
日中:風景
コントラストの低さと謎に左右反転していることを除けば
ほぼ全ての点でiPhoneに勝っている。
夜間:風景
やはり左右反転しているのは気になるが
iPhoneよりも圧倒的に綺麗に撮れている。
…まぁ、一般的にスマホのインカメラは人物を入れて撮る前提ですので
仕方ないのかもしれないが…
使用感
さてここからは実際に数週間使い込んでみて感じた使用感について紹介します。
タッチ精度
つまりタッチした時の精度が良いほど快適なスマホライフが送れるといえます。
Zenfoneの場合は所謂中華スマホ勢によくみられる
画面に指が触れる前に反応する傾向があり正確なタッチはしづらいです。
(むしろここをクリアできてるAndroidスマホはメジャーどころでGalaxyシリーズとPixelくらい)
当然イヤホン、充電ケーブルなんかが画面に触れると誤作動を起こします。
セキュリティー
Zenfoneが対応している生体認証は
画面内指紋認証、画像による顔認証です。
画面内指紋認証は一年前のハイエンドと比べてもストレスはだいぶ減っており実用的です。
顔認証についても3Dセンサーでない分ややセキュリティは低くなりますが
マスクをしていても普通に使用できるため全然使いやすいです。
駄菓子菓子
スマホを4時間操作していないと自動的にパスコードでのロック解除が必要になり
24時間に1回パスコードの入力を求められるという仕様なため、
メイン機としてガッツリ使わない限りはその生体認証の実用タイミングがありません。
マジで不便です。
持ちやすさ
Zenfoneの筐体は非常にサラサラしています。
つまりめちゃくちゃ滑ります。
本体に付属している専用ケースも似た様な触り心地なため
めちゃくちゃ滑ります。
手が乾燥気味なら絶対に滑ります。
マジで人生で初めてスマホリングを買おうと思わせたくらい滑ります。
(結局TPUケースを買って落ち着きましたが…)
まとめ
今回Zenfone 8 Flipのカメラと使用感についてレビューしました。
Zenfone 8 Flipは変態さと自撮り性能の強さで
iPhoneに圧勝したといえます。