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【 自作PC 】【修正版】M2 Macbook Airよりも安くて強い?!16万円で作れる構成を紹介!

※当記事は2022年7月3日に投稿した記事に追加情報を掲載したものです。

導入

今回は、

自作PC?とりあえずパーツくっ付ければ完成するっしょ?…楽勝じゃね…?

っていう超軽いノリで

人生初の自作PCを組み立てましたので

その編成パーツの紹介と完成形を紹介していきます。

自作PCを始める経緯

前々回の記事にて私Macユーザーを辞めてWindowsユーザーになったと公言しました。

大体の理由はそちらの記事を読んでいただければ詳細はわかると思いますが、

Macだったからできなかったことをどんどんやっていきたい。

でもノートPCは非力。

でもBTOだと常にネタに困っているブロガーとして面白くない。

ならば自作してみようというノリで始めてみました。

パーツ選び

今回のパーツ選びのコンセプトとして以下の3つが主軸になっています。

  • M2 MacBook Airと同等、またはそれより安価に組む
  • M1 MacBook Airより高性能なGPU性能を実現する
  • どうせだから流行りに乗りまくって白くてビカビカでガラスパネルなPCを組む

3つ目に関してはケースとケースファンデ演出すればそれっぽくなるとして

1つ目と2つ目の両立が課題になった。

まずは許容できる性能というものをしっかり吟味する必要がある。

CPU

一番弱くてもインテルならi3 12100、

AMDならRyzen3 3100あたりが妥当ってことになりますが

性能面と値段面を考慮すると必然的にi3 12100を選ぶことになる。

i5以上を選ぶとなると今回のコンセプトの達成が難しい

そもそもCPUを酷使する作業というとDTMくらいしか思いつかない。

CPU性能で映像、ゲーム等のハードワークで基本的に要求されるのはシングルコア性能。

そうすると適しているのはi3 12100ということでこちらの使用が決定した。

グラボ

CPUで妥協があるためグラボはできる限りは高性能なものを使いたい。

値段と性能面を考えるとRTX3060が妥当ではありますが

1万円行かないくらいの追加出費で大幅に性能が上がる

RTX3060Tiが買えるって考えるとややコスパが弱い。

というより3060、3060Ti、3070あたりが値段差が少ない割に性能の差が大きい…

悩ましい…

実際パーツ選びで一番悩んだポイントでした。

そうこうしているうちに中古のRTX2080が5万円しないくらいの価格で売っているのを目撃。

更にこちらの性能はRTX3060Tiに肉薄する程度の性能を有している。

ということで四万七千円でRTX2080を購入した。

パーツ一覧

最終的に選んだパーツは以下の通り。

パーツ部位使用パーツ値段
ケースSilver Stone
SST-FAR1W-G-V2
9401
マザーボードMSI
MAG B660 TOMAHAWK WIFI DDR4
24300
電源玄人志向
STANDARD シリーズ 80PLUS GOLD認証 750W フルプラグイン
11182
CPUIntel
Core i3 12100
18480
グラボ???
NVIDIA GeForce RTX 2080
47000
メモリCORSAIR
DDR4 3200MHz VENGENCE LPXシリーズ 32GB(16GBx2)
14999
ストレージWestern Digital
1TB WD Black SN770
14646
CPUファンDeepcool
Gammaxx 400XT
2880
ケースファンNovonest
PCケースファン120mm マルチカラー3本セット
1880
ADATA
XPG VENTO 120
793
CPUグリス親和産業
SMZ-01R-01
709
OSWindows 11 Pro17225
その他PCER24
Anti Bent Cool Booster シルバー
4780
長尾製作所
VGAサポートステイ
1300
合計価格160174
※一部クーポン、抱き合わせ販売品の売却額での差引あり。

地雷ポイント

基本的には当初思っていた通りにパーツを適所にくっつけるだけですので

そこまで敷居の高いことではありませんでしたけど、

強いてあげるのであればケースフロントパネルの配線だけは難関でした。

以下写真の端子全てをJFP1というポートの正確な場所に接続する必要があります。

…無理です。

よりによってケースは説明書が省かれてるモデルだったため

ネットの力がなければもう詰むしかない項目でした。

ネット上の有識者の説明を見ながら配線を終わらせて一件落着。

完成したPCの外観

前面。Silver Stoneのロゴの六角形に合わせて
六角形型に造られたパネルがメッシュの奥に見える。

※背景にぼかしをかけています。

サイドパネルはガラス張り。

裏パネルは白い金属パネル。(裏配線なんて隠さなきゃですよね)

リアパネル。PCI用のIOパネルのカバーは切断する方式。一度外しちゃうと元には戻せない。

PC内の配置はこんな感じ。

裏配線。

実際にスイッチを入れた時の外観。

六角形の模様がランダムに光るケースファンの光によってタイル単位で独立して光ってるように見える。

実はグラボも光るということに電源をつけて気がついた。

トップパネルからもイルミネーションが溢れている。

ベンチマーク

もはやメタネタですがベンチマークの結果を載せていきます。

Geekbench5

まずは最大速度を測るのに適したGeekbench5のCPUテスト。

比較対象がM1 iPad Proにはなりますが、さすがにシングルコアでわずかに

マルチコアでは見事に負けている。

続いてComputeテスト。(GPUテスト)

検証方式が全く違うのでほとんど参考にはなりませんが、

数字的には圧倒的にGPU性能は強い。

Cinebench R23

情報によるとM1 Macで大体シングル1500、マルチ7600、M2 Macで大体シングル1700、マルチ8650

ほどということで見事にM1以上M2以下といったところ。

PassMark

特に比較対象がいないのでなんとも言えませんが、

スコアのゲージが大きいほどランキング上位のスコアということらしい。

FFベンチマーク

元々このアプリの動作が不安定+4K画質でのテストはクラッシュするため省きました。

その他気になったこと

FF系のベンチマークやゲーム動作テストをして感じていたのですが

全画面モードでGPUを多く使うアプリを起動するとしばしばアプリが落ちる。

バニラマインクラフト標準設定ですら落ちる。

なんのエラーログも出ずに…

駄菓子菓子
ウィンドウモードで起動すると安定動作するということで
おそらくWindows11とグラフィックドライバの相性が微妙に悪いのかと思われる。

Core i3 12100を使う弊害

そう、一般的にGPUメインで使うならCore i3 12100でも

所詮Core i3

動かすゲーム、ソフトによってはCPU性能のウェイトが大きいことがあり

性能が足りなくなることがあるんです!

つまり

CPUの負担を減らす設定を行う必要がある、ということ。

CPU負荷を軽減する設定

できることは以下の2つ

  • NVIDIAグラフィックドライバーの設定を変える
  • NVIDIA Reflexを無効にする

グラフィックドライバーの設定を変える

NVIDIAのグラフィックドライバーをインストールする際

標準では『Game Readyドライバ』というプロファイルが適用されるんだけど

これがおそらくGPU負荷を減らして遅延を減らすことを目的としているのか

CPUの負担量が増えるっぽい。

NVIDIA Experienceを起動してドライバという項目でプロファイルを

『Studioドライバ』に変更することでCPUの負荷を軽減できる。

NVIDIA Reflexを無効にする

一部のゲームなどの設定に『NVIDIA Reflex』という設定項目があります。

これは有効にすることで動作遅延を減らす効果がありらしいんだけど

これも有効にすることでCPUの負荷が増加する。

こちらも無効にすることで動作が安定したことを確認しました。

まとめ

ということで今回は人生初の自作PCの紹介をしました。

目標通りに作れたと思います。