導入
ついにGoogle Pixel 7に手を出してしまった系ブログメディア、樋口モバイルです。
まぁタイトルにも書いてあるとおり今回はGoogle Pixel 7をレビューして
いかにAndroidがiPhoneより優れているかをわからせたいと思います。
前回の答え合わせ
当記事を読み進める前に前回投稿した写真比較記事を覚えてらっしゃるでしょうか?
比較対象として重要な一つになり得るので
ここで答え合わせをしていきます。
まずあの記事に参加していたデバイスは…
- iPhone 13 Pro Max(過去の記憶からご参加いただきました)
- iPhone SE(第3世代)
- Zenfone 8 Flip
- Google Pixel 7
- Panasonic GF10(ミラーレス一眼)
の5機種。
iPhone 13 Pro Maxでとったのは、
日中広角の『A』、夜景広角の『D』
iPhone SE(第3世代)でとったのは、
日中広角の『B』、日中望遠の『B』、夜景広角の『B』、夜景望遠の『A』
Zenfone 8 Flipでとったのは、
日中広角の『D』、日中超広角の『B』、日中望遠の『A』、夜景広角の『C』、夜景超広角の『B』
GF10でとったのは、
日中広角の『E』、日中望遠の『D』、夜景広角の『A』、夜景望遠の『C』
そして本日の主役、Google Pixel 7でとったのは、
日中広角の『C』、日中超広角の『A』、日中望遠の『C』、
夜景広角の『E』、夜景超広角の『A』、夜景望遠の『B』
写真に対する個人的な感想としては
8万円でスマホとして使えてこの写真が取れる+わざわざ日本未進出のグレーなスマホを使う必要がない
っていうのはなかなか優秀。
ただ当たり前だけど画質面だけはミラーレス一眼には勝てないけどね…
開封
梱包に関してはエアピローをギッチギチに詰めてくるタイプ。
箱はわかりやすいけどダサいデザイン。
謎のハッシュタグとってもイカしてるハッシュタグ#TeamPixel
箱の締まりは…カッパカパです!
Appleさん、見てる〜?こういうのでいいんですよ、こういうので😊
端末の下にはよくある説明書と充電ケーブルと、見慣れない変換アダプター。
ちなみに書類をまとめてるバンドは接着剤でがっちりついてるので剥がすと復元できない。
すぐ見える灰色の髪紙はSIMピンホルダー。
そしてSIMピンめっちゃゴツい
毎度思うけどこの書類って保証書なのかな?
充電ケーブルとType Aを Type Cに変換するやつ
充電ケーブルの結束も接着剤でガッチガチに固定されてるので解いたら復元不可能。
ちなみに説明書類は配送用の箱の中に入ってた。
外観
…🤔
本体カラーが映えないのでデスクマットをめくりました。
Proの同系色もめっちゃいいけどこれもじゅぶんいい色。
上側面には真ん中にアンテナスリッド、サイドに穴。
右側面には毎度お馴染み他のAndroid機種と逆配置のボリュームボタンと電源ボタン。
した側面はスピーカー・マイクホールとタイプC端子。
左側面にはSIMトレイのみ。
Pixel 6から続く横長の帯状のカメラユニット。
表めんは紙製フィルムで保護されている。
ディスプレイ。
フロントカメラはパンチホール。
Android機種に大体共通するなぜかしたベゼルだけ太い仕様は相変わらず。
セットアップ
もし機種変でデータ引き継ぎを行うのなら設定画面に従い直接ケーブル接続でも引き継ぎができる。
実使用感
兎にも角にもどんなに写真を綺麗に撮れるからって、高性能CPU搭載機だからって
使用感がカスならダメです!
ということでいくつかの項目でその使用感について迫っていきます。
SoCベンチマーク
まず初めにGoogle Pixelシリーズは6から独自のSoC「Tensor」チップを搭載しています。
結局処理の速さは使い勝手の良さの要にもなるのでしっかり確認していきたいところ。
まずは高負荷処理の適用能力を測るためにGoogleに追放されてもなお人気のベンチマークアプリ、
AnTuTu Benchmarkでは買ってで測っていきます。
ちなみに2連続では買ったで測ったはずなんだけど何故か2回目の結果のスクショが消えてなくなってたので
1回目の結果だけ載せます。
iPhone SEより若干強い程度、十分です。
(厳密にいうとAnTuTu Benchmarkは各プラットフォームの得意不得意に合わせてテスト内容を所々変えてるので単純な数値比較するのは良くはない。あくまでも参考に留めておこう。)
続いてCPU、 GPU性能の理論値の測定としてGeekbench 5で測っていきます。
iOSユーザーがやたら気にすることで有名なベンチマークアプリだけど
高負荷を端末にかけないぶん、より最大性能を引き出しやすいのかとは思われる。
まずはCPU、
もうこのベンチマークに関してはAppleの独壇場みたいなものなので
言わずもがな、といったところ。
続いてGPU(Compute)、
そもそもレンダリングエンジンの違いがあるので参考程度にはなるけど
ここもApple Siliconには手も足も出ない数値。
使い心地
電源ボタンとボリュームボタンの位置が一般的なAndroidと逆なのは気になる点だけど、
慣れればどうということはない。
重量に関してもいつも通りの今どきスマートフォンなので文句もない。
よくAndroid端末にありがちな超高感度ディスプレイで画面に触れる前に反応
ってこともないのでタッチ精度はかなり高い部類。
お馴染みのLightningじゃらしを行ってもたまに反応するくらいなので誤動作も少なめ。
音質
ここも一応ステレオスピーカーに対応しているので
その辺の格安スマホよりはいい感覚だけど
まぁ、低音モコモコで音量は控えめ。
スマートロックと相性抜群
数あるGoogle Pixelへの評価点の中で一番よかったと思う点は
スマートロックと非常に相性が良いということ。
私の家ではスマートロックとして『Switchbot スマートロック』を使用しているのだけど
これは接近による自動開閉には対応していない代わりに
Switchbotタグという専用のNFCシールを登録することで開閉を簡略化する機能がある。
iPhoneの場合、NFCタグにiPhoneをかざすと通知が出てきて
そのバナーをタップしない鍵リ限りアクションは行われないが、
…はい神!
おまけ
ところでGoogle Pixel 7のこの形を見て何か思うことはありませんか?
そう、箸置きにしか見えない!
実際に使ってみたところ、ちゃんと箸置きでした。ありがとうございます。
まとめ・評価
ということで数日間Google Pixel 7を使ってみた感想だけど、
うん、これは、マジで、iPhoneナニヤッテルです。
Android OSのアップデートで大分ピュアAndroidでも機能面で困る機会は減ってきた、
ハードウェアは言わずもがなiPhoneよりは優秀、
広角カメラがiPhone 14 Pro系でようやく実装された高画素センサーの切り抜きによるズーム機能が使えるので
実質3眼カメラのスマホとして使える。
そして撮った写真の加工能力最強のPixelシリーズの伝統をしっかり受け継いだ上、
SIMフリーでもFelica対応というiPhoneとAQUOS、Pixelシリーズの特権も合わさって
まさに日本で買える最強のAndroid。
100点満点中文句なしの99点です。(残り1点は伸び代として残しただけ)